LVYUAN社製のハイブリッドインバーターとLiFePO4バッテリー(100Ah〜400Ah)、そしてソーラーパネルを組み合わせることで、効率的な蓄電・発電システムを構築できます。LiFePO4バッテリーは高いエネルギー密度、長い寿命、強化された安全機能を持っており、現代のエネルギー貯蔵ニーズにぴったりの選択肢です。さらに、LiFePO4バッテリーに内蔵されたBMS(バッテリー管理システム)によってバッテリーとインバーター間で効率的かつ安全にエネルギーが管理され、最適な性能が確保されます。
LiFePO4バッテリーBMS(Battery Management System、バッテリー管理システム)とは、バッテリーの安全性と効率を保つための重要な機能です。このシステムは、バッテリーの各セルの電圧、温度、充電状態などをリアルタイムで監視し、データを中央の制御システムに送信する役割を果たします。ハイブリッドシステムと通信して、インバーターが1)バッテリーの充電状態(SOC)、健康状態(SOH)、電圧、温度などの情報をリアルタイムで把握し、最適な充放電プロセスを制御します。さらに、2)太陽光エネルギーの生成量と消費量をモニタリングし、必要に応じてバッテリーの充放電を調整します。
ここでLVYUANのハイブリッドインバーター5000Wとリン酸鉄リチウムイオンバッテリー5.12kWhの通信方法について徹底解説させていただきます。
バッテリーのパッケージを開けるとRS485の通信ケーブルが入っていました。バッテリーに付属されたBMS通信線をインバーターと接続し、次は以下のパラメーターを設定してください。
設定項目08:「L16」➡設定項目32:「BMS」➡設定項目33:「WOW」➡設定項目58〜62:充放電設定
設定項目58:放電アラームSOC設定>>SOCがこの設定値以下になるとエラー30が報告されアラームが発生します。
設定項目59:放電停止 SOC設定>>SOCがこの設定値以下になると放電が停止します。 SOC値が設定値に達すると32の故障が報告され、インバーター出力が停止します。SOC値が設定値を10%超えると、故障が消失します。
設定項目60:充電停止 SOC設定>>SOCがこの設定値を超えると充電が停止します。SOC値が設定値に達すると表示64が報告されます。
設定項目61:商用電源切替SOC設定>>SOCがこの設定値以下になると、商用電源に切り替えます。
設定項目62:インバータ出力切替SOC設定>>SOCがこの設定値を超えると、インバータ出力モードに切り替えます。
なお、BMS通信済みのため、ハイブリッドインバーターの他の設定は不要となります。BMS通信しない場合、商用電源から太陽光発電への切り替え、および太陽光発電から商用電源への切り替えは、インバーターがバッテリー電圧を判断して行うため、電圧の設定に関しては以下の手順に従う必要があります。
1、【15】<【12】<【14】<【35】<【09/11】
2、【04】<=【14】<【35】
3、【37】<【05】
BMS通信の操作を通じて、システムの初期設置をさらに簡単にすることが可能です。適切に設計された通信インターフェースは、ユーザーがシステムを迅速かつ容易に設定し、運用を開始できるようサポートします。この利点は、特に複雑な設定が必要な大規模なシステムや、技術的な知識が限られたユーザーにとって非常に価値があります。
店舗情報
店舗名:LVYUAN(リョクエン)オンラインストア
運営:アコラデイジャパン株式会社
住所:神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1
TEL:050-5536-3547
FAX:042-703-9966
E-mail:service@lvyuan.jp
顧問弁護士:ベリーベスト弁護士法人(所属:第一東京弁護士会)
〒106-0032
東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階